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ほんびょうさんの朝市

チーム食の輪 星野さんの腐らないトマト

2011年秋に、このチームを立ち上げました星野です。

僕はその年から百姓道を歩み始めたのですが、農業や食に関われば関わるほど、見過ごせないことに出くわします。
一つは、野菜は本来、腐るものではないということ。僕のトマトは皮が破れない限り腐りません。

チーム食の輪 星野さんの腐らないトマト_a0251749_15343055.jpg


これは昨年8月に収穫して室内で保存し、4ヵ月後に撮影したトマトです。
種を残すために実は腐らず、熟します。実が腐ると種を残せませんからね。
植物にとって当たり前のことでしょうけど、冷蔵庫に入れてもじきに腐る野菜が多く流通しているため、消費者の方々が野菜は腐るものと思い込んでも仕方ないかもしれません。それは、供給側の責任であり、僕らはその思い込みを覆すために、栽培や食材に関する考えや本来の姿を伝えていきます。

食材の流通もその一つ。スーパーなどには姿形の綺麗な、大きさの揃った野菜が並んでいます。でも、野菜も生きものであり当然、姿形も様々ですので、“生命”が揃うほうが不自然。流通に適した作物は例え美味しくても、その味=価値に見合う価格では決して流通しません。あまりにも勿体ない!と思いませんか?、食糧自給率が低い国なのに・・・。

【チーム食の輪とは】 

僕らは農薬不使用栽培を目指す百姓や八百屋などの食材に関わる職人がチームとなって、消費者の皆さんに美味しく安心して食べてもらえる食材を提供するために集まったチームです。
 農業は、異常気象や国際競争、農業人口の減少など、厳しい状況に突入しています。しかしながら、全国にはそんな状況の中、美味しい食材を消費者の皆様に届けたい一心で日々、土作りに汗を流すお百姓さんがいます。
 そんな食材を扱うお店もあります。食材を扱うプロが一体となって、美味しい食材をお届け致します。僕らは己の仕事をありのまま、お伝えしています。どんな考えで栽培しているのか、美味しい作物はどういったものか。食は人々の健康を支えるもの。消費者の皆さんにも興味をもって、食材を買い選んで頂きたいのです。

【嫌いだった人参を子供がお替りしてくれました!】

お客様から、嬉しいご感想を寄せていただいたことがあります。子供はきっと、嫌いなのではなく、美味しくないものを食べたくない・・・と大人に主張していると思います。美味しい作物がもつ力です。好き嫌いをなくしたい、食育推進にはまず、そのことを大人が常識として共有することが大事であり、至急の課題と思います。

“美味しい”と笑顔溢れる食卓が日本中で増えるように、消費者の皆さんとも一緒になって、この取り組みを広めていきたい。
いつの日か、食物アレルギーをお持ちの方々に、「食の輪さんの作物なら安心して、子供に食べさせられる。」
そう言っていただけるように励みます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

チーム食の輪 運営者
星野隆護
http://shoku-nowa.jugem.jp/



# by ootaniasaichi | 2012-12-10 15:35 | 出店者さんのご紹介

12月の朝市のご案内

今月のほんびょうさんの朝市は

     12月16日(日)9:00~14:00


12月の朝市のご案内_a0251749_16311032.jpg



   今年最後のほんびょうさんの朝市には、

 季節のお野菜や、安心・安全の加工品、手づくりの雑貨、日用品が並びます。

 コーヒーや、紅茶、オーガニックスイーツなどをカフェスペースでゆっくりいただけます。

 寒さが厳しい今月は、身体のなかから温まるトマトスープや芋汁もあります。

 是非お立ち寄りくださいませ。


出店舗一覧

初出店

・紙工房 京の四季
 手づくりのあぶらとり紙です。
250種類近くある、京都のデザインや友禅紙に用いてつくるあぶらとり紙は全てオリジナルデザインです。

大量に商品を作り委託して販売するのではなく、手づくりで皆さまに気に入って喜んでいただける物づくりをしています。
販売するときの会話を大切にしていけたらと思います。




・本格的焼け石いしやき芋

 本格的石焼いもで、いもを80%焼きその後小さな焼け石でいもを30分以上くるみ、
 いも本来がもつ「自然の甘み」を最大限にだす製法です。
 寒い日に、懐かしい焼芋をご賞味ください。



似顔絵 BLUE'S 
 お久しぶりに似顔絵やさんが、ご出店です。
お客様との時間を大切にしながらゆっくり、似顔絵を描いて下さいます。
似顔絵を描いてもらっている時間は、お客様にとって未来の自分と向き合う時間です。
忙しい現代に、木陰に座って少し自分と向き合ってみませんか?



名前のないパン屋さん
手づくりのパンとお菓子。
手づくりだからこその、じっくりと丁寧に作り上げるパンの味わいや、フランスで出会い、美味しさの感動した発酵菓子の魅力を皆さんと共有できたらと思います。




水源の里 古屋

綾部の小さい集落「古屋」のおばあちゃんたちが作った栃の実のおかきやあられ。栃の実の香りが広が口いっぱいに広がります。手づくりの味噌や、山ぶきの佃煮もおすすめ。

(古屋渡邉さんからです)
古屋のおばちゃん達の活動の様子が紹介された、NHK「西日本の旅」の番組が、再・再放送されることになりました。放送日は12月7日、時間帯は午後1時50分からです。
番組製作を担当されたディレクターの牧陽子さんキャスターの小野田真由美さんの、古屋の良さを伝えたいという熱い温かい思いが、視聴者の心をとらえ再びの再放送につながったのだと思います。お二人に感謝でいっぱいです。
番組を見ての感想、牧さん小野田さんへのメッセージを、皆さんからNHK京都放送局に伝えていただけたら、取材をしていただいた私たち古屋のみんなとしてもこんな嬉しいことはありません。これからもいい番組を作っていかれるお二人をいつまでも応援していきます。


水源の里古屋 渡邉和重



・オーガニックコーヒー 春風12月の朝市のご案内_a0251749_2113970.jpg
エクアドル産有機栽培フェアトレードコーヒーです。コーヒーを一杯ずつハンドドリップで提供します。 一杯のコーヒーからエクアドルまで、思いを馳せて見てはいかがでしょうか?




フランク菜ッパ
 毎月ご出店いただいておりますフランク菜ッパさん。地元のファンの方が多数!!
季節の野菜が並びます。加工品も充実しております。
今月は、乳製品を使用しない手づくり焼き菓子と小豆たっぷりのもち米もおはぎも販売します。 




芋の駅 AB'S屋

大阪からのご出店。
焼芋販売から、焼芋を使ったスイートポテトを製造・販売。自然素材を大切にし、サツマイモの旨みをしき出した、優しい味に仕上がったスイートポテトです。




・チーム食の輪

農薬を使用していない作物(お米・お茶・トマトなど)や、栽培に使う資材を販売します。
農薬不使用栽培を目標に取り組むお百姓さんと、その食材を扱うお店が手を結んで、いい食材を皆さまにお届けするために作られたチーム「食の輪」さんです。
栽培に関してお悩みの方。こだわりのお百姓さんが答えて下さいますよ。
今月は、堀田さん手製のお味噌も並びます。

今月は、堀田さんの芋汁も販売します。 ぜひお昼ごはんにどうぞ。


棕櫚のほうき・たわし 
 ecomoono-ya(えこものや)

 大阪かの出店の 棕櫚のほうきとたわし屋ecomono-ya店主野々山さん。棕櫚の箒の機能めんだけでなく製品のフォルムの美しさも気がついて頂き、和の心を生活の仲に取り入れゆとりと和みを感じていただければと店主野々山さん。手づくり山椒・生姜パウダーも販売します。



・アンティーク着物を使った雑貨 
祇園新橋 近幸

アンティーク着物で、オリジナルの小物を販売。
着物は、なかなか触れる機会が少なくその価値も忘れがちですが、「身近なところに、身近なかたちで、いつもそばにある小物」を探究しています。
オリジナル数珠入れや、スマートフォンカバーなど、オーダーメイドもできますので、ぜひアンティークの着物で、自分だけの小物を作ってみてはいかがでしょうか?


・大豆ミートSoreiis! 
国産大豆100%で作った大豆ミート。
先月から、ハンバーガーとしてお召し上がりいただけます。
からあげ、フィレ、ミンチの3種類です。

・お宿吉水
 お宿「吉水」ブースでJIPPOさんのフェアトレード商品スリランカの紅茶、東ティモールのコーヒーを販売。
 また、石巻市の仮設住宅の方々が、心をこれて作った「こころ キャンドル」も販売します。
この、キャンドルは、震災時、ろうそくはあっても、余震がある中で安全に火を灯す場所や物がなく、困った経験をもとに作成されました。 緊急時に安心な、マッチ付きです。



みさまさのお越しをお待ちしております。


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# by ootaniasaichi | 2012-12-05 23:57 | 次回のご案内

小さな集落 古屋の栃の実のお話

京都で一番小さな集落 古屋の渡辺さんの栃の実のお話

栃の実を知っていますか?

栃の実は、このような実です。
小さな集落 古屋の栃の実のお話_a0251749_23323835.jpg


縄文時代から食べられていると言われている栃の実ですが、灰汁があるので、栗のように煮たら食べられるということもありません。

灰汁をとる工程に、一ヵ月はかかる栃の実を使って、おかきやあられ、お餅を作っているおばあちゃん達が、京都府綾部市の古屋という集落にいます。

今回は、古屋に住み栃の実を生産している渡辺さんからお話を伺いました。

私たちが住む、水源の里 古屋は、5軒6人が暮らす京都でも一番小さな集落です。

そこには、樹齢1000年以上にはなろうかという栃の木の大木が100本以上あります。

水源の里という名の通り自然豊かな古屋ですが、廃村の危機に危ぶまれています。

私は「古屋を絶対に廃村にしない」この思いで80歳をこえたお年寄りたちと「とち餅」の他、

栃の実を使って一年がかりの試作を重ねて「栃の実おかき」「栃の実あられ」をつくりあげました。

自然のものを生かすという考えのもと、添加物や防腐剤を一切使用しておりません。

おばあちゃんたちが村を守るために丹精込めて作り上げている とち餅、とちの実あられ、おかきを

是非ご賞味ください。



また、古屋での「とちの実拾い」や「柵作り」「雪かき」などイベントもありますので、お尋ねください。


小さな集落 古屋の栃の実のお話_a0251749_23303439.jpg


古屋の最新情報


古屋のおばちゃん達の活動の様子が紹介された、NHK「西日本の旅」の番組が、再・再放送されることになりました。放送日は12月7日、時間帯は午後1時50分からです。
番組製作を担当されたディレクターの牧陽子さんキャスターの小野田真由美さんの、古屋の良さを伝えたいという熱い温かい思いが、視聴者の心をとらえ再びの再放送につながったのだと思います。お二人に感謝でいっぱいです。
番組を見ての感想、牧さん小野田さんへのメッセージを、皆さんからNHK京都放送局に伝えていただけたら、取材をしていただいた私たち古屋のみんなとしてもこんな嬉しいことはありません。これからもいい番組を作っていかれるお二人をいつまでも応援していきます。



# by ootaniasaichi | 2012-12-05 23:54 | 出店者さんのご紹介

京都・大谷本廟にて、毎月第2日曜日「ほんびょうさんの朝市」 開催中!!
by ootaniasaichi
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